【男性薬剤師】ならではの職場の悩み。メリット・強みもあるって本当?

調剤薬局や病院、企業など、薬剤師の資格を持つ方は、さまざまな職場で活躍しています。近年では男性薬剤師の人数も増えてきましたが、もともと薬剤師は女性の比率が高く、医療事務や薬局スタッフには女性が多いこともあり、女性ばかりの職場も珍しくありません。

実際に、厚生労働省による「平成30年(2018年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国の届出「薬剤師数」は311,289人に対し、 男性120,545人(総数の38.7%) 、 女性190,744人(同61.3%)と、6割以上が女性であることが報告されています。(平成30年12月31日時点)

この記事では、そんな女性ばかりの職場で働く男性薬剤師について、"男性ならでは"お悩み事例メリット・強みについて、ご紹介していきます。また、同データより薬剤師の半数以上が薬局の従事者であることから、ここでは調剤薬局でのケースについて解説していきます。

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【男性薬剤師】ならではの職場のお悩み具体事例(人間関係、年収など)

調剤薬局のように女性の多い職場では、男性薬剤師ならではの悩みもありますね。具体事例について、みていきましょう。

  • 女性比率の高い職場での人間関係

女性ばかりの職場で働く男性薬剤師の悩みとして、人間関係の問題があります。女性同士の話題に入れない、異性であるがゆえ仕事の悩みを相談できないなど、同じ職場の人と良好な人間関係を築くことができず、苦労することもありますね。また、女性同士ではセクハラが問題となることはそれほど多くありませんが、男性であるがゆえ、不用意な発言がセクハラとなってしまうリスクにも注意が必要です。

  • 産休や育休、時短勤務のしわ寄せに悩む

近年では、育児に積極的に参加する男性も増えつつありますが、実際に育児の中心を担うのは女性であることがほとんどです。女性の多い職場では産休や育休が重なることも多く、欠員に悩まされることも少なくありません。産休育休の前後においても、他のスタッフに負担の大きな仕事が集中してしまうことや、復帰後の時短勤務によって残業が増えてしまうなど、しわ寄せに悩むこともありますね。

  • 他業種に比べて年収アップが難しい

年収を重視したいという男性薬剤師も多いですが、調剤薬局ではまわりのスタッフとのバランスから、大幅な年収アップが難しいということもあります。管理薬剤師やエリアマネージャーなどの役職に就くことで、年収アップを目指すことは可能ですが、残業時間が増えることや仕事の負担が大きくなるというデメリットがあります。現場の仕事から遠ざかるため、患者さまと関わりたいという方においても、注意が必要です。

【男性薬剤師】ならではのメリット・強み具体事例(期待されていること)

さまざまな悩みのある男性薬剤師ですが、デメリットばかりではありません。ここでは、男性薬剤師ならではのメリットや強み、期待されていることについて、解説していきます

  • 男性が加わることで、職場の人間関係を円滑に

女性ばかりの職場では、人間関係において女性ならではのトラブルが起こりやすいといわれています。うわさ話や派閥問題、独自のルール、気を遣う先輩社員...など、現場のスタッフはもちろん、上司や経営者目線でも、さまざまな問題に悩まされます。このような女性中心の職場に男性が加わることで、人間関係が円滑になり、職場の雰囲気が良くなるというケースも多いので、男性薬剤師ならではメリットといえますね。

  • 管理薬剤師や本部スタッフとしての役割を

産休や育休によってブランクの生じやすい女性の中には、管理薬剤師や本部スタッフなどの役職を敬遠する方も少なくありません。育児に対する影響を懸念して、あえて昇進を辞退するというケースもありますね。そうした中で、男性薬剤師の中には年収アップや昇進に意欲的なスタッフも多く、女性の多い職場では本人が望めばこれらの役職を任せてもらいやすいというメリットがあります。

  • 患者宅での服薬指導や輸液の運搬など、在宅医療での活躍も

近年では在宅医療の需要の高まりに伴って、患者宅での服薬指導や残薬管理が求められるようになりました。輸液や経口栄養剤などの重たい医薬品を運搬する必要があることや防犯上の問題から、男性薬剤師の活躍が期待されています。自動車の運転が苦手な女性も多く、在宅スタッフが不足している薬局も多いため、運転に自信のある男性は強みとなりますね。


まとめ

この記事では、男性薬剤師ならではの職場の悩みやメリット・強みについて解説していきました。

調剤薬局のように女性の多い職場では、人間関係をはじめとしたさまざまな悩みが付き物です。悩みをそのままにしてしまうと、仕事に悪影響を及ぼしてしまい、ミスにつながってしまう恐れもあります。

一方で、男性薬剤師ならではの強みも多く、男性薬剤師を積極的に採用している職場も珍しくありません転職をすることで、稼ぎたい年収や自分が叶えたいキャリアの実現に近づけるということもありますね迷ったときは一人で悩まず、まずは転職エージェントに相談して、自分に合った職場があるかを探してみるという選択肢もおすすめいたします。

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