薬剤師の求人票を読み解くポイントは?|転職活動の準備(1)

Q:求人票を見るときのチェックポイントを教えてください。

A:業務内容、勤務場所、勤務時間、休み、給与など自分が転職で重要視しているポイントをまずしっかり確認すること。
さらに、書いてあることを鵜呑みにせず、想像力を働かせて疑問に思ったことはエージェントに確認することが大事です。

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業務内容の確認すべきポイントは?

「薬剤師の人数」、「1日の処方箋枚数」、「主な処方箋内容」を確認することで、ある程度その薬局の業務量が推測できます。その上で、明らかに業務量が多いのに残業無しとか有給休暇が取りやすいと謳っている求人票は疑ってかかる必要があります。ギリギリの人数でやっているのか、余裕を持っているのかで休みの取りやすさは大きく変わってきます。

なお、業務量を推測する際に気をつけなければならないのが、薬剤師の人数です。例えば、薬剤師が3人となっていた場合、自分が入社すると4人になるのか、自分と入れ替わりに誰か辞めて3人なのかで業務負担は大きく変わります。求人票に書かれている人数ではなく、自分が入社した際の薬剤師人数を確認しましょう。

勤務場所で確認すべきポイントは?

複数店舗を経営している薬局の場合、転勤や近隣での店舗異動の有無については皆さんも確認するかと思います。とはいえ、転勤や異動は無いと確認していても、"応援"という形で自分の希望する店舗でないところで長く働いているという事例もあります。転勤や異動の有無だけでなく、店舗間での「応援の有無」も確認しましょう。但し、誰かが有給休暇を取った際に、応援に行くという助け合いの場合は、単に人が足りていないための応援とは異なりますので注意してください。

勤務時間や給与など就業条件で確認すべきポイントは?

店舗の営業時間=勤務時間ではありません。例えば、薬局の営業時間が週40 時間を超えている場合、早番、遅番で対応しているのか、シフトの希望は出せるのか、シフトはいつ頃決まるのか、残業は月にどの程度あるのかなどは担当エージェントにきちんと確認しましょう。担当者に聞いた際、確認しますという回答が続くようであれば、その担当者は転職先の事情をあまり把握していない可能性が高いので面接に行かない方が無難かもしれません。

産休や有給休暇は法律上あるのが当たり前ですが、実際に取ろうとすると色々言われて取得できないこともありますので、産休の取得実績や、有給休暇の取得率などを確認してください。

soudan_06_b_ogp.jpgそれ以外で確認すべきポイントは?

求人票にあまり記載されていない事項で言うと、

  • 経営者が薬剤師かどうか。(経営者が薬剤師だと色々立場を理解してくれます)
  • 一緒に働く人たちの年齢構成。(あまり年が離れた人ばかりだと浮いてしまったりすることもあります)
  • 賞与の算定期間の扱い。(もらえると思って生活の計画を立てていたのに、賞与の算定期間内の就業期間が短く、想像以上にもらえないことがあります。特に入社後すぐの賞与は満額もらえるのか、減額ならどのくらい減るのかを確認しておきましょう)

これを確認するだけでも入社後のミスマッチは減らせると思いますので、遠慮せずエージェントに聞いてみることが大切ですね。