【高年収転職】在宅医療専門の薬局で年収アップとやりがいを両立|事例(4)

《Dさんの転職動機》

Dさん(30代後半・男性)は、将来のキャリアアップに生かせる在宅医療の経験を積みたいと考え、1年前に外来業務、在宅医療の両方を経験できる個人薬局に転職。年収も神奈川県内で650万円と高待遇でした。

しかし、入社してみると自分のイメージしていたようなドクター、ケアマネージャー、看護師と連携して地域の患者さんに貢献できる在宅医療には携われず、実際には薬を届けているだけということが多い状況でした。

また、薬局内での在宅医療の業務も仕組化されていないため、外来業務と在宅医療の両方の業務に追われる日々が続いていました。こうしたことから転職活動をスタート。ただし、現在の年収650万円もダウンさせたくないという希望もありました。

《Dさんへのオファー》

転職活動をする中、実際に求人サイトを調べてみると、在宅医療に取り組む薬局が明らかに増えていることに気づきましたが、求人票には在宅医療業務としか記載されておらず、実際にどの程度しっかり在宅医療に携われるのかは分からなかったそうです。

case_04_ogp.jpgそこで、転職エージェントに相談したところ、在宅医療専門の薬局を求人紹介され選考に進み、初年度から年収アップ(680万円)のオファーを見事に獲得して転職が成立

実際に入社してみると、ドクターとの往診同行など多職種の連携があり、調剤補助スタッフを活用した仕組みづくりも整備された環境、また施設への営業案件を受注する専門スタッフが在籍するなど、Dさんが理想としていた在宅医療業務に取り組むことができています。





《コンサルタント解説》

  • 求人票に在宅医療業務と記載があっても、取り組み内容は薬局によって様々です。個人宅での在宅がメインか、施設での在宅がメインか、調剤補助スタッフがいて患者さんに集中できる環境なのか、受注案件が順調に増えているのかなど、詳細については担当のコンサルタントを活用して情報収集すると良いでしょう。

  • 在宅医療専門の薬局は比較的高年収のオファーが期待できます。「在宅医療は採算がとれない」という話も聞きますが、それは在宅医療業務を効率良く推進する仕組みができていないことが原因です。Dさんが転職した在宅医療専門の薬局ではしっかりした分業制など、きちんとした仕組みづくりができていました。その結果、収益も上がり、薬剤師も高待遇という良い循環になっています。

  • 在宅医療業務の経験を積むことで自分の市場価値を上げることができます。薬局から求人依頼を受ける際に、在宅業務の経験があること、もしくは経験がなくても在宅業務に前向きに取り組めること、といった要望を頂くことが非常に増えています。在宅医療の経験を積んでおくことで、将来的に薬剤師の求人ニーズが減ったとしても、転職先に困らないような市場価値を身につけることができるとも言えるでしょう。